今日は、湖西市白須賀のお客様（S様）の屋根修理を行いました。
湖西市白須賀（S様）の雨もり修理では数年前に訪問業者によって瓦ずれ止めコーキング、しっくい塗り、雨どい取替をされたようで、その工事を行ってから雨もりが発生したそうで、一度屋根を確認してみました。
紐丸と呼ばれる半丸瓦の横を白コーキングで塗りつけてありました。雨水が流れる場所を考慮せず作業をしてしまった状態です。
この状態は瓦の固定している土が常に湿った状態となり、瓦の固定している土の強度が低下し、しだいに軒天に雨もりの痕が発生してくると思われます。
2階の屋根の状態で、瓦が浮いたままコーキングで固定しており このような状態は雨もりが発生します。また、陶器瓦といぶし瓦の違いが分からない屋根工事業者ではないようです。
雨どいの取付で集水マスと落とし口の位置がずれており、2階からのたてどいの接続が中途半端なため、大雨時には雨水が溢れると思います。勢いよく流れて溢れた場合、下屋根に雨もりが発生しやすくなります。
瓦を補修してありましたが、この状態は必ず雨漏りします。
昨日の雨で屋根土が濡れており、雨もりの原因です。
瓦取替で 陶器のハイシルバー色の日本瓦は在庫で常備しているため、本日日曜日ですが作業させていただきました。
一般的に雨どい取替といえば雨どい、雨どい金具の取替も含めて工事を行いますが、雨どいの金具はそのままで軒どい、集水器、たてどいのみ取替をしたようです。またS様が訪問業者との契約では 雨どいはすべて取替との話だったようですが、裏のみえない部分は取替しておらず、鉄線固定していただけでした。
たてどいも古い雨どいを再利用。
雨どいの継手部材の使い方が逆に使用。
お客様とのご相談でどの範囲まで工事をするか後日打ち合わせをさせていただきます。
屋根、雨どい工事をやったことが無い業者が無理やり工事をしたような状況でした。この状態を悪質リフォームと呼ばれる状態です。この状態で数百万支払い、この工事をする前には雨もりすることがなかったようで、本末転倒の工事になってしまいました。
訪問業者がすべて悪質とは限りませんが、少なからずこのような業者もいることは事実です。
㈱サトウ工業はこのような悪質な工事にだまされないために、訪問業者と契約する前に一度私どもの意見も参考にしてみてください。(見積無料）
それからでも遅くありません。（契約を急がす業者はやめたほうがいいです）
